前半は全くパターンを掴めなかったが
フローティングミノーというヒントを得たので、後半はそれを中心に組み立てていくことにした。
そして後半戦
最初のポイントは、小島周りで、今は使われていない古屋があるところ。
一通りたたくものの、反応なし。
その時、船頭が「反応があるからちょっと左に移動する」という。
どうやらライズしているようだ。
「ほんとかいな?これで本当にヒットしたらいいのに」と思い、期待を込めてトレースしてみると
本当に喰ってきた!
しかしすぐにバラし
トホホ。
さすが船頭だ。
ここで小1時間ぐらいたたいたのだが、結局バイトはそれのみ。
この古屋の反対側に移動。
移動してすぐ、ライズが!
これは期待出来る。
フローティングミノーを丁寧にトレース。
バイトだ!
やった。しかし強烈なエラ洗いを炸裂。バレてしまった。
どんだけ下手やねん(笑)
その古屋がある小島から連結している他の小島までずーとたたいていく。
結局あまり大きな移動はせず、2時間ぐらいはたたいただろうか。
脳裏には「多分もう終わりなんだよなー、結局釣れなかったなー」と半分諦め。
残りの時間を聞いてみると、あと30分
ここから出船した所に戻るまでは15分かかる。
なんとなくだがここは釣れる雰囲気がないと判断
ここでわがままを言わさせて頂いた。
「ここのポイントは切り上げて、帰るまでにいいポイントがあれば寄ってほしい」
船頭もokと、要望を聞いてくれた。
要望したのはいいが、正直にいうと、この時点でもう心は折れかけていた。
しかしここはアマゾンだ。近所で釣りをしているのとわけが違う。
アマゾンまで行って「何回か魚をバラしましたよ」と言うのと「釣った!」と言えるのは天国と地獄。
時間までは頑張ろうと思った。
帰り際、恐らく最後であろうポイントも木などが高く生い茂っていない小島のまわり。
ウィードが中途半端に生い茂っている。なるべく岸近くと思い、トップウォーターでウィードの間をトレースする。
喰ってこない
ではと思い、ウィードの手前までフローティングミノーを投げてみる。
やはり喰ってこない。
やはり厳しいか
まあ3回もバラシたし、タックルも充分ではないしと、もはや言い訳を考えていた。
ガイドの方に「残り5分」と言われた後の2投目だった。
ウィードの間にキャストし、ウィードの根を舐めるようにトレース。ピックアップしようと思ったその瞬間。
ピーコックバスが、ミノーにバイトしてきた。
ほとんど向こう合わせであるが、今度はフッキング!しかし強烈なエラ洗いを2回もお見舞い
ピックアップ寸前で喰ってきたのでまだまだ元気、いなす余裕などない。
バレるなよーバレるなよーという思いしかない。
心拍数激上がり!
ガイドの方がすかさずタモでサポート
キャッチ!
やったー!!!
こんなことってある?
本当に残り5分で喰ってきた!
感動
最後の最後で小さいもののピーコックバスをゲット!
何回諦めかけたことか。
この魚はトゥクナレアスーという種類。
キレイだ、1kg弱と小さいものの念願のピーコックバス
本当に最後の5分で釣り上げることが出来た。
最後まで諦めなくよかった!
今回ばっかりは自分を褒めてあげたい。「よく頑張った」
興奮冷めやらぬ中、そのまま納竿。
お疲れ様でした。
最後まで自分のわがままを聞いてくれたガイドの方、船頭さん本当にありがとう。
今回は小さいサイズでしたが、この湖では4kgを超える大物もいる。バス釣りをしている人は一度は狙ってみたい魚。
また機会があればリベンジしよう、今度はしっかり3kgをオーバーを狙いたい
もちろんタックルも持参して(笑)
おすすめのタックル(狙えるサイズにもよりますが)と狙い方
・ロッド
下記のルアーや道糸に適合した規格のロッド。日本からだと嵩張らないパックロッドがおすすめ
・リール
手返しを考えるとベイトに分がある。
大物が来ても大丈夫なように、耐久性についてある程度信用出来るもの。
アクションが比較的高速であるため、ハイギア(スピードギア)がおすすめ。
・道糸
PEライン4号以上
・リーダー
50lb以上
・ルアー
トップウォーター(スウィッシャー、ペンシル、ポッパー)
ミノー(フローティング)120mm以上のもの
最悪これだけは必要。
これ以上あれば釣りの幅が広がると思います。
・フック
STXだと58以上
・アクション、その他
基本的には早巻きでのアクション。スウィッシャーでの早巻き、ドッグウォーク等で攻めるのが良いと思われる。ただ、必ず超高速である必要は無いと思う。浮かしているルアーにバイトもあったし、状況を見ながら攻める方がいいと思う。
言わずもがな、なるべくブッシュ、ウィードの近くにキャストすることが大切。
ライズがあったら大チャンス!ここで集中してルアーをトレースしよう。
ホテルはマナウス周辺のホテルを予約した。